Nシステムを導入した実用的な例として、
以前、入換標識(線路表示式)を使用した貨物ヤード構内の入換運転を再現しました(写真1)。
今回は記事にまとめて再整理します。
入換標識(線路表示式)の動作と実際の動きについてはこちらの動画で紹介しています。当記事と併せてご覧ください。
動画内で用いた構内配線の略図は以下の通り(図2)。いずれの転てつ器も電気転てつ機化し、てこ扱所からの集中制御としています。
てこ扱所の操作画面、すなわちNシステムのアプリ画面上は以下のような表示で構成されます(図3)。
例えば、12番線から仕訳2番線(Y線)までの進路開通操作をしたいとします。
進路開通操作を行うと、入換標識(線路表示式)は開通表示をします(図4、写真5)。
入換標識(線路表示式)に表示が反映されたことを以て、アプリは進路開通したと認識し、各転てつ器を鎖錠します。
信号扱者と誘導員をそれぞれ配置し、入換標識(線路表示式)の進路開通表示を確認しながら入換運転をするとより楽しめます。
運転会などで大規模レイアウトを組んだらより面白いでしょう。
「12番からY線開通ヨシ!」を喚呼しながら入換運転やると結構楽しいです(笑)
以上、製作した入換標識(線路表示式)についてでした。
それでは。