Interlocking’s blog

鉄道信号・模型などなど趣味活録

鉄道模型の進路制御システム ~運転編~ 自動復位機能

前回記事から1か月ほど間が開いてしまいました。

久しぶりの投稿です。

 

今回は運転編としまして、Nシステムを使用する際のある機能をご紹介します。

それは、信号扱いを簡素化する「てこ自動復位機能」です。

これは

「てこが反位の時、列車が信号機内方へ進入した後に自動で定位へ復位する」という機能です(図1)。

 

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図1:てこ自動復位の動作

 

この機能は列車密度が高く、頻繁に進入・進出する線路が頻繁に変化する状況において威力を発揮します。

一方で、進路数が少ない駅でこの機能を使用すると同一の進路を多くの列車が走行するにもかかわらず、列車毎にてこを反位に取り扱う操作が発生します。

 

今回は動画にしてみました(動画2)。

レイアウトはエンドレスループの路線で、列車は動画左から右に向かって走行します。

運転の流れは

 ①てこを反位に扱う(信号扱者が操作)

 ②列車が走行する(赤色が列車の走行位置)

 ③信号機内方に進入した後にてこが自動復位(システムが操作)

の順で流れてゆきます。

 

youtu.be動画2:てこ自動復位機能使用時の列車走行

 

 この機能はシステム設定から有効・無効に変更できるようにしています。

自動復位機能を有効にすると、列車毎にてこの扱いをするので、信号扱者さながらの遊びが出来て面白いです。

場内信号機のてこを扱い忘れると列車が駅へ進入できないといった事象も(笑)

 

 動画の末尾でチラッと単独てこ扱いが出てきますが、これについては別記事で紹介したいと思います。

 

それでは。