A列車で行こう9のマップにレール輸送列車を設定してみることにしました。
【目 次】
レール輸送列車について
日々の列車運転で摩耗してゆくレールを交換するため、新旧レール輸送を行う列車をマップ内に設定します。新しいレールを交換先の場所まで運び、使用済のレールを保守基地からレール基地へ運搬します。
レール輸送車両をレール基地にてレールを積載、保守用車が留置される保守基地まで輸送するという列車です。一般に、このレール輸送列車は臨時列車として運転される不定期列車であり、レール取替工事などに必要な臨時列車であることから、工事用の臨時列車の略称で「工臨」とも呼ばれます。
レール基地・各保守車両基地の所在地
レール輸送の拠点となるレール基地と保守基地はマップ上で以下の位置に設けています。
レール基地は黄色★、保守基地は白い☆で示します。保守基地は各線に1か所となるように設置します。
姪浜レールセンター
レール基地の所在地は橙線沿線である天神車両基地の近くにあります。
レール基地は黒線の姪浜駅付近に位置していることから、レール基地名称は「姪浜レールセンター」と命名します。以降ではレールセンターと呼称することにします。
レールセンターは留置線3線を有し、連絡道路に隣接したレール基地です。
レール輸送列車はここでレールの積み下ろしを行い、各線の保守基地へレールを輸送します。
各線の保守基地
マップ内には6か所の保守基地があります。
各線に設けられた保守基地を順にご紹介します。
伊万里保守基地
伊万里保守基地は緑線の伊万里駅に隣接して設けられている伊万里車両基地構内に位置します。
保守基地へ入線するには、伊万里駅から入換を行い、本線で方向転換を行って入線します。
伊万里保守基地では緑線を担当します。
香椎保守基地
香椎保守基地は紫線の保守基地です。香椎操車場構内に設けられています。
保守基地へ入線するには、吉塚方から入換で長洲方の折り返し線に入り、方向転換を行って保守基地へ入ります。
香椎保守基地では紫線と青線を担当します。
新前橋保守基地
新前橋保守基地は伊万里保守基地と同様、緑線沿線に位置します。
新前橋保守基地は新前橋車両基地構内に設けられています。
レール輸送列車は新前橋駅に到着した後、新前橋車両基地へ入換を行い、保守基地へ入ります。
こちらは伊万里駅の保守基地と異なり、茶色線に接続されているため、主に茶色線のレール交換で使用します。また新前橋駅の2駅先に青線・紫線と接続される黒崎駅があることから、一部の他線区も担当します。
藤ノ木保守基地
藤ノ木保守基地は赤線終着駅の藤ノ木駅に設けられています。
保守基地は藤ノ木車両基地構内奥に位置します。レール輸送列車は藤ノ木駅に到着後、入換にて入線します。
藤ノ木保守基地では、赤線と黄線を担当します。
北九州保守基地
北九州保守基地は橙線沿線の北九州貨物ターミナル駅構内に設けられる保守基地です。
この保守基地は北九州貨物ターミナル駅の入換線を使用してレールの積み下ろしを行います。貨物駅構内入換で入換機関車が使用中の際は使用不能になることから、入換機関車が稼働しない時間帯にレール輸送列車を停めてレール積み下ろしを行います。
北九州保守基地では橙線、黒線を担当します。
新長洲保守基地
新長洲保守基地は橙線と紫線の貨物駅である新長洲操車場構内に位置します。
レール輸送列車は新長洲操車場に到着した後、入換を行い、保守基地へ入ります。他の貨物列車により構内入換が行われている場合はレール輸送車が構内入換に支障するため、操車場の着発線で待機します。
新長洲保守基地では橙線・紫線・白線を担当します。
運転計画について
運転頻度とダイヤ
レール輸送列車の運転頻度は月1度の運転とします。月1度の中で各線に設けられた保守基地へレール輸送を行う運用とします。
運転日のダイヤは平日日中帯の運転とし、朝ラッシュ・夕ラッシュ時間帯を避けて走行させます。
列車ダイヤはレールセンターと保守車両基地の往復を基本とし、臨時列車スジとして定めます。
使用車両
レール輸送に使用する車両はJR東海キヤ97系気動車を使用します。
これはJR東海パックに収録されている車両です。ロングレール輸送編成は組めないのですが、25m定尺レール輸送ということで使用します。
車両の所属は天神車両基地所属とし、運転のない日は姪浜レールセンターにて待機します。
JR東海パックではキヤ97系のほか、キヤ95系も収録されています。
A列車において数少ない事業用車が入手できるパックになっています。
事業車を使用したい方にオススメです。
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ダイヤ作成について
レールセンターと保守基地を設け、運転計画を立てました。
これからダイヤ作成と実運用に就かせていきます。
作成したダイヤは追ってご紹介いたします。