ミニチュア灯器コレクション(通称:信号機ガチャ)第3弾で出た入換信号機の現示を制御できるように改造してみました。
【目 次】
ミニチュア灯器コレクション第3弾について
今年8月に、ミニチュア灯器コレクション第3弾として、鉄道信号用灯器を再現したガチャガチャが発売されました。
第3弾のラインナップと点灯の仕方については、以前に当ブログでご紹介しました。
第3弾の中で、入換信号機が販売されました。
この入換信号機は停止現示の点灯のみで、進行現示や入換信号機識別標識はありませんでした。
JR線において入換信号機の下部又は上部に白色1灯の入換信号機識別標識が付いています。
入換信号機識別標識の点灯有無を以て、この信号機は入換信号として使用する時と、入換標識として使用する時の違いを持たせています。
今回ガチャガチャで入手しましたので、進行信号や入換信号機識別標識も現示できるように改造してみることとしました。
改造後の動作
改造後は自作の鉄道模型制御システム*1(電子連動装置)と連動できるようにして、信号機の現示を制御できるようにしました。
入換信号機として進行信号、停止信号を、入換標識として開通表示をします。
入換信号機を自立するよう信号機柱と土台を新たに製作しました。
信号機柱よりコードを延ばし、外部より点灯制御します。
鉄道模型用電子連動装置と接続
実際に装置と接続して、信号を現示してみます。
入換信号機として
まずは停止信号を現示します。
続いて進行信号を現示してみます。
入換信号として使用している時は入換信号機識別標識の白色灯は点灯します。
入換信号機として使用している場合、閉そく区間を持つので車両が信号機を通過すると、閉そく区間へ進入したことを検知して停止信号へ変化します。
入換標識として
パソコンアプリより入換標識として扱うと、灯器は入換信号機識別標識が消灯して、開通の表示になります。
入換標識では進路の開通を表示するもので、閉そく区間を持ちません。
閉そく区間を持たないため、車両が入換標識を通過しても開通表示をし続けます。
アプリの画面
前述の写真に対して制御システム上のアプリでは、以下のような画面を作成しました。
入換信号と入換標識それぞれ制御できるよう、入換信号てこと入換標識てこの2つを配置した画面です。
白色①が入換信号として制御するてこ、緑色②が入換標識として制御するてこです。
白色の入換信号てこを操作すると、信号機は進行信号を現示し、入換信号機識別標識は点灯となります。入換標識てこを操作すると入換信号機識別標識は消灯し、進路開通を表示します。
入換信号機が進行信号を現示している時は以下のように表示します。
他方、入換標識として扱う際は以下のようになります。
入換標識の表示は信号灯器が「黄色」表示になるようにして、入換信号機と表示を区別しています。
まとめ
信号機ガチャガチャの入換信号機を改造して識別標識を追加し、入換信号機・入換標識それぞれを現示できるようにしてみました。
Nゲージのスケールとは全く合わないのですが、入換信号機の下に識別標識が付いている様はとてもリアリティがあって良いですね。
久しぶりの工作でしたが、
また何か作りたくなります...
それでは。