Interlocking’s blog

鉄道信号・模型などなど趣味活録

青森駅の近況

鉄道開業150周年を受けてJR東日本より3日間乗り放題のJR東日本パスが発売されました。

折角ですので、きっぷを活用して青森駅の最近のようすを見てきました。

久しぶりに青森駅を訪れると駅舎が変わっていました。

青森駅東口前より

青森駅は2018年に駅舎が改築工事が始まり*1、旧駅舎は解体されていました。変化を見つけるべく、駅構内を散策してみました。

 

各番線のホームを結ぶこ線橋は東京駅寄りに改築され、新しくなっていました。

写真は3・4番線から橋上通路へ向かう階段です。上下エスカレータが設置されているほか、階段下は雪が吹き込まないようになっています。

 

階段を上り、新しくなった通路を歩きます。

過去の写真と比較してみると、天井が高くなり、広くなった印象を持ちます。

新しくなった橋上通路

改築前(2017年撮影)

 

ホーム上を散策してみます。

 

5・6番線ホームにて撮影。青函連絡船へ向かうための案内がホーム上に残っていました。廃止から30年以上経過していますが、当時の面影が残っています。

 

新たに設けられた検修庫

青森車両センターの大幅な縮小と裏腹に6番線の横には新しい検修庫が姿を見せていました。

こちらにはリゾートしらかみ号で使用されるHB-E300やつがる号で使用されるE751系が入線しているのを見かけたので、現在はここで仕業検査をされているのだと思います。

 

ホーム上を散策していると、、

乗車口案内と思しき14系の文字が。いつのものでしょうか?急行はまなす?八甲田?思いが巡ります。

 

3・4番線ホームに移動します。

4番線で見つけた線路別表示灯。海側の入換標識に対する反応灯ですね。

 

その入換標識。入換信号機識別標識も付いています。

 

4番線には操車係に注意を促すものであると思しき看板がありました。

 

3番線から函館方を見てみます。

3番線の列車停止標識と入換信号機です。レールが錆びていないので日常的に使われているようです。線路奥には写真ではコンクリート柱で隠れてしまっていますが、機関車の停止位置目標が見えます。

 

駅構内を散策していて見つけられなかったものもありました。3・4番線にかつてあった旅人に向けられる青森駅のメッセージ看板。

2017年撮影

青森駅といえばこの看板ですが、見当たりませんでした。こ線橋改築に併せて撤去されてしまったのでしょう。粋な看板にグッときたものですが、残念。。

 

さて奥羽本線の下り列車に乗り、前面展望をしてみました。

青森駅奥羽本線側下り場内信号機です。進入できる番線数の多さにいつも圧倒されます。

2022年5月6~7日にかけて旧青森車両センターへ向かう回送線の線路切替があり、回送線の入換信号機の使用停止がありました。この下り場内信号機の中央には青森駅構内へ進入するための回送線用入換信号機がありました。線路切替時に使用停止され、現在は撤去済みでコンクリート柱が残るのみとなっていました。

 

久しぶりに訪れた青森駅でしたが、新駅舎となり、以前の駅舎の面影はなくなりました。旧駅舎跡地は10階建ての新しい駅ビル*2が建つとのことでまだまだ姿を変えてゆくようです。上層階はホテルになるとのこで、列車が良く見えるホテルになるのではと期待を寄せています。

 

それでは。