Interlocking’s blog

鉄道信号・模型などなど趣味活録

折尾駅周辺連続立体交差事業 鹿児島本線線路切替前調査

f:id:Interlocking:20201213173638j:plain

 

来年1月2日に折尾駅が新駅舎に移行し、鹿児島本線ののりばが変更になることから、現地確認してきました。

折尾駅周辺連続立体交差事業に関する詳細は下記リンクをご参照ください。

折尾駅周辺連続立体交差事業 - 北九州市

 

 

新しいのりばは仮設通路の掲示に示されていました(写真1)。

現在の3・4番のりばは使用停止となり、新ホームが使用開始されるようです。

5番のりばは現在上り本線として使用していますが、切替後は下り本線になるようです。

f:id:Interlocking:20201213174509j:plain

写真1:のりば変更の掲示

門司港方からー

門司港方から列車で確認してみました。

線路切替点は門司港方は高架を降りた先にありました(写真2)。

上り線・下り線共に線路切替を行うようです。

f:id:Interlocking:20201213173943j:plain

写真2:門司港方線路切替箇所

現在の下り場内信号機は写真2より先にあります(写真3)。

下り場内信号機は新線側に見当たらず。現在のものを使用するように見えました。

f:id:Interlocking:20201213175507j:plain

写真3:下り場内信号機

構内は現5番のりばの門司港方で線路切替がありそうです(写真4)。

上り本線を下り本線へ切り替えると思われます。

f:id:Interlocking:20201213192644j:plain

写真4:折尾駅構内(門司港方)

ーホーム上からー

続いてホーム上から確認してみます。

新4・5番のりばの工事は既に完了しているように見えました(写真5)。

切替を待っている状態と言えます。

f:id:Interlocking:20201213194724j:plain

写真5:新4・5番のりばホーム(現4・5番のりばホームから撮影)

 

現5番のりばは切替後下り線となるため、中継信号機が新設されていました(写真6)。

新設された中継信号機は使用停止のバッテン板木が取り付けてあります。

ホーム上は新しい乗車口案内が既に貼り付けてあるようで、覆いがされていました。

f:id:Interlocking:20201213193207j:plain

写真6:上り本線に新設された下り用中継信号機

鹿児島中央方のホーム端には中継信号機が設けられていました(写真7)。

出発信号機を中継するもので、列車は中継信号機の現示を確認して出発するものを思われます。

f:id:Interlocking:20201213194351j:plain

写真7:新下り本線用中継信号機(懸垂式)

 

新4番のりば用はホーム過ぎた先に建植されていました(写真8)。

f:id:Interlocking:20201213193804j:plain

写真8:新4番のりば用下り中継信号機・出発信号機

鹿児島中央方からー

次に、上り列車で鹿児島中央方を確認してみます。

線路切替箇所のバラストは土のう袋積みに置き換えられていました(写真9)。

土のう袋積みされていると線路切替箇所が分かりやすいですね。

f:id:Interlocking:20201213195100j:plain

写真9:鹿児島中央方線路切替箇所

より近づいた写真です(写真10)。

f:id:Interlocking:20201213195422j:plain

写真10:切替箇所接近

上り場内信号機は信号機の灯器が変わるようです。

副本線用(現4番のりば用)が4現示用から2現示用に変わるようです(写真11)。

f:id:Interlocking:20201213195628j:plain

写真11:上り場内信号機

さらに進むと、新4番のりばから新下り本線へ接続する分岐器が既に設けられていました(写真12)。

徐行信号機による80km/h制限がかかっています。

f:id:Interlocking:20201213195751j:plain

写真12:新4番のりばと新下り本線接続箇所

ーまとめー

来年1月2日切替に向けて、準備は大詰めという印象を受けました。

およそ3週間無いくらいですが、現在の光景はまもなく見納めとなります。

切替後新駅舎が使用開始されますが、内装が気になるところです。

現3・4番のりばは切替後は短絡線となる工事になることでしょう。

今後も見逃せない駅です。

それでは。