以前に北九州貨物ターミナル駅を拠点として運転される橙線貨物列車の記事をご紹介しました。
今回はその車両運用について特集します。
【目 次】
橙線貨物列車に対する詳細については過去記事にて執筆しております。
各列車のダイヤについては以下のリンクからご覧ください。
はじめに
貨物列車は機関車牽引による列車を基本としています。
本線を運転する機関車運用、貨車運用をそれぞれ組み、ダイヤグラムの各列車に車両を充てられるよう、車両運用を検討しました。
今回はその車両運用について、まとめてみました。
橙線貨物列車に投入した機関車
橙線貨物列車を運行するにあたって、機関車は2両投入しました。
北九州貨物ターミナル駅から発着する貨物列車について、列車ダイヤを作成し、各列車を運用に振り分けたところ、1両では賄いきれず、2両投入となりました。
不足した理由の根拠は後述の機関車運用表で述べます。
機関車運用番号(仕業番号)について
機関車運用を簡単にするため、運用番号を編成番号と同一番号とします。
例えば、ゲーム内で編成番号192番に割り当てた機関車に対する運用番号は192番とします(図1)。
1日の機関車運用を実際の鉄道と同様に仕業番号と定義し、機関車運用表を作成しました。
運用表を作成することで、機関車の運用が無い空き時間を抽出し、1両で何本の貨物列車に充当できるか検討できるので大切な作業です。
機関車1(編成番号192)の運用
投入した2両の機関車のうち、1両目です。
1両目はゲーム上にて編成番号192に割り付けています。
従って、仕業番号は192とします。
編成番号192の機関車運用を箱ダイヤで展開すると以下となりました(図2)。
運用表の見方は
- 〇:出区
- △:入区
- 時刻:各駅の着発時刻
- 駅間記載の番号:列車番号
です。仕業番号192に充当される機関車は北九州貨物ターミナル駅の機関庫から出区し、1952レ、1955レ...の順に運転され、翌3:22に入区します。
運用内訳は
- 橙線各停貨物列車(1952レ、1955レ、1957レ、1954レ)
- 橙線特急貨物列車(1942レ、1943レ)
- 北九州貨物ターミナル専用貨物列車(1972レ、1971レ)
の3系統があります。列車番号1971レ、1972レが北九州貨物ターミナルの専用線を使用する貨物列車です。専用貨物列車は毎日運行です。
仕業192は8列車で1日を終える運用となりました。専用貨物列車1971レ、1972レは翌日にわたる運用です。
...
北九州貨物ターミナル駅から発着する貨物列車は赤線・黒線にも直通する列車を設定しており、仕業番号192のみの機関車1両では足りませんでした。
よって次にご紹介する仕業番号193にて充当させます。
機関車2(編成番号193)の運用
投入した機関車2両のうちのもう一方、2両目です。
ゲーム内での編成番号193です。こちらは仕業番号193とします。
箱ダイヤで展開すると、運用表は以下になりました(図3)。
編成番号193の運用内訳は
- 黒線各停貨物列車(1962レ、1963レ)
- 赤線各停貨物列車(1964レ、1965レ、1966レ、1967レ)
- 橙線特急貨物列車(増発臨)(臨1948レ、臨1949レ)
です。赤線・黒線貨物列車については、各線の資材運送に必須の列車のため、毎日運行させています。
列車番号1948レ、1949レは資材が供給量不足となった場合の臨時列車です。増発する場合は、工場稼働日に運行します。
増発臨の設定がない場合は、1967レの北九州貨物ターミナル駅20:09着後に入区します。
おわりに
機関車2両を投入して、橙線を走行し、各線へ向かう全ての貨物列車の機関車運用が完成しました。
ご紹介した編成番号192、193の仕業にもう空き時間は少なく、同一仕業内にさらに列車を追加すると1日を超える仕業となります。
従って、さらなる追加列車を橙線に走行させる場合は機関車を追加投入する必要があるということまで分かりました。
ちなみに機関車を他線区から単機回送し、運用に就かせるという手もあります。(費用は増えますが...)
現在はこの運用表に従って運用させています。
変化がありましたら、適宜このブログにて報告できればなと。
機関車運用についてより良い方法がございましたら、コメント欄等でご教示頂けると幸いです。
それでは。