Interlocking’s blog

鉄道信号・模型などなど趣味活録

新レイアウトの構想

自宅の引っ越し*1に合わせて、自宅の鉄道模型レイアウトを新しくすることにしました。

 

【目 次】

 

新レイアウト構想について

新レイアウトは従来より拡大したいと思います。

これまでのレイアウトでは有効長が短く、短編成の列車に限られていました。

今回はなるべく長編成が収まり、かつ複数編成が運転できるレイアウトにしたいと考えています。

まずはレールを敷く前にレイアウトボード(土台)の板寸法を検討します。

 

横方向の検討

今回は12~15両編成が止まれるよう、駅の有効長を確保します。

 

Nゲージ鉄道模型において、20m車であれば1両の長さはおよそ140mmです。

15両編成の列車が止められ、かつ待避線へ進入可能なサイズを確保したいとなると、相当の長さが必要です。

Tomixのレール規格で15両編成分を止めようとすると、下図のように横3300mmほどの長さが必要となりました。

レイアウト図の作成にはTomixのレイアウターを使っています。

気になる方は下記リンクへどうぞ。

TOMIX 鉄道模型レイアウター2013F|鉄道模型 TOMIX 公式サイト

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15両編成の有効長を持つレイアウト

図のレイアウトでは、直線区間がS280レール7本で1960mmです。待避線は島式ホームが収まるようにしています。直線区間で14両、ポイントレールへ向かう曲線区間にまでホームを延ばすことでなんとか15両入ります。

本線の曲線半径は280mmです。

 

カーブポイントを使用すると、さらに直線区間を延ばすことができます。

ポイント部をカーブポイントに置き換えてみます。

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カーブポイントを使用した場合

カーブポイントを使用して島式ホーム間隔(55mm)にする場合のレール配置は取扱説明書より、C280-45 x 1本、C280-15 x 2本、C541-15 x 1本の構成としています。

拡大すると下図のイメージです。

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カーブポイント部拡大

カーブポイントを使用すると、待避線の直線区間

S280 x 8本

S140 x 1本

S99 x 1本

S33 x 1本

を使用したので、2512mmとなり、片開き分岐器を使用するよりも552mm延ばすことができました。

1両の長さを140mmとすると、17.9両分の長さです。

カーブポイントを使用すれば待避線内にさらにポイントを挿入できそうな余裕があります。

 

15両編成の長さを入ることが分かったので、今回のレイアウトベースのサイズは

横3300mm

とします。自宅の部屋になんとか収まるサイズでした(汗

 

縦方向の検討

縦方向は

910mm

とします。

910mmとした理由は市販のホームセンターで販売されている木材の中でサブロク板(910mm x 1820mm)の縦方向が910mmだからです。

縦910mmでは、下図のように曲線半径280mmのカーブレールで90度曲がった箇所に直線レールS280が入ります。

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縦910mmのレール配置例

曲線半径が厳しくなりますが曲線半径C243を使って内側に線増を行って複線化すれば、直線レールS280をシーサスクロッシングや片渡り線に置き換えることが可能で、横方向にポイントを挿入することなく、本線同士の渡りが出来ます。

 

板割りの決定

これまでの検討から、横方向は3300mm、縦方向は910mmとしました。

今回はさらにL字形状のレイアウトに挑戦してみようと思います。

L字レイアウトにすると高架線で90度交差を描いたりすることができます。

 

部屋めいっぱいにすると、L字方向の長さは2300mmになりました。

板割りはサブロク板の910mm x 1820mmを半分にカットした 910 x 910 を最大サイズとして割り当てます。

すると、下図のようになりました。

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レイアウトボードの板割り

レイアウト全体の寸法としては

横3300mm x 縦2300mm

です。これまでに無かった規模のサイズです。

完成が今から楽しみであります。

 

この板寸法で調達し、早速組み上げを開始してゆきます。

 

進捗があり次第、ここで報告したいと思います。

それでは。