Interlocking’s blog

鉄道信号・模型などなど趣味活録

レイアウトボードの補強作業

前回記事に続き、鉄道模型のレイアウトボード製作編です。

今回はレイアウトボードの補強作業のようすをご紹介します。

 

【目 次】

 

補強作業の流れ

調達したレイアウトボードが変形しないよう、補強してゆきます。調達した材料については前回記事(下記リンク)にまとめています。

interlocking.hateblo.jp

レイアウトボードの材料はレール敷設面となる板(レイアウト板)と補強材の角材に分かれます。

以下の流れで組み立ててゆきます。

 

1:レイアウト板に補強の角材を接着

2:四辺の角材接着後、レイアウト板とネジ締めして補強

3:1~2の作業を全てのレイアウト板に対して行う

 

調達したレイアウト板は全6枚ありますので、この流れを6回を行ってゆきます。

 

1:補強材の接着

最初の段階ではレイアウト板と角材を接着してゆきます。

ホームセンターで調達した角材はレイアウト板の四隅に接着できるようカットしてもらいました。

調達した角材

接着する前に寸法を測ってみると、若干ですが2mmほど角材が長くなっていました。

レイアウト板と角材の長さズレ

やすりで削り、長さを揃えます。長さを揃えたら、レイアウト板との接着は市販の木工用ボンドで接着します。

木工用ボンドで接着

木工用ボンドで接着した後は完全に乾燥するまでクランプを使用して圧着させます。

長さ75mmのクランプを使用して固定します。

クランプ75mmサイズ

長さ910mmに対して2か所又は3か所を圧着して固定させます。

クランプでレイアウト板と角材を圧着

圧着時間はおよそ5~6時間を置きました。圧着が長時間に及ぶのでレイアウトボード表面にクランプの圧着跡が残らないよう、写真のように当て木をして直接圧力がレイアウト板にかからないようにします。

当て木して圧着中のようす(写真下面がレイアウト板の表面)

1辺ずつ接着し、全ての辺が接着完了したら次の工程です。

 

2:レイアウト板と角材をネジ締め

前工程で接着した角材に対し、ネジ締めを行って強度を高めます。

今回はレイアウトボード板の厚さが9mm、補強の角材が30mm角です。

ネジの長さはレイアウト板の厚さの2倍程の長さになるネジを選定しました。

板上面はレールを敷設するので、ネジ頭部が飛び出さないよう皿ネジにします。

図で示すと以下のイメージです。

皿ネジ補強のイメージ図

ネジの位置は角材の中心となるよう、15mmの位置に留めます。

ネジ留めは等間隔で留めていきます。ネジ間隔は20cm程にしました。

板にネジ留め位置のマーキング

マーキングしたら、ネジ留めで角材が割れないよう、下穴を掘ります。

下穴加工後

下穴加工後、ネジ締めをします。電動ドリルドライバーで締めます。

ネジがなめないよう注意しながら行いました。

ネジ締め後

四隅に接着した角材すべてに対してネジ締めを行うと補強作業完了です。

これを全6枚の板に対して実施しました。

 

補強作業が完了すると各ボードをいよいよ配置計画に従って配置します。

配置については次の記事で...

 

それでは。