豊後森には、かつて使用されていた扇状機関庫が残されています(写真1)。
状態は写真2のように、あまり良くはありません...
鉄筋がむき出しの柱も見受けられ、風雨にさらされています。
耐震性が少々心配なところ。
豊後森機関庫の近くには、玖珠町が経営する「豊後森機関庫ミュージアム」が併設されています(写真3)。
公式サイトは以下です。
URL:https://www.town.kusu.oita.jp/1158.htm
大人1名100円で入館できます。
館内には豊後森機関庫に関する歴史の写真が展示されています(写真4)。
…
と、前置きが随分長くなりましたが、この資料館の中で発見したのがこれ(写真5)。
昭和46年門司鉄道管理局運転部列車課発行の信号機位置図!!
石炭輸送がまだ盛んだった頃の配線略図です!
館長さんの許可を得て閲覧させて頂きました。
注意:貴重な資料ですので、閲覧する際は慎重に取り扱ってください。
鹿児島本線と日豊本線についての信号機建植位置が表記されています。
東折尾~折尾間を挙げてみます(写真6)。
閉そく信号機、出発信号機、場内信号機、転てつ器番号、有効長、踏切の表記があります。
他、曲線半径、勾配など、本線運転に関わる情報が記載されています。
実に興味深い。。
現在では廃駅となった西八幡なども載っています。
これで数日は眺めていられそう…
改めて、貴重な資料を閲覧させて頂いた館長さんにはお礼を申し上げます。
興味がある方は訪れてみると良いでしょう。
それでは。