Interlocking’s blog

鉄道信号・模型などなど趣味活録

鉄道模型の進路制御システム ~概要編②~ 配線略図作成機能

前回の執筆から1か月以上経ってしまいました...

 

今回はNシステムの配線略図作成機能についてご紹介します。

 

私は自由に線路配線を組むことに重きを置いているので、

その使用環境に適合したシステムとしています。

現在運用中のNシステムは自由に配線略図を作成でき、あらゆる線形に対して、進路制御できる機能を持っています。

 

まずアプリを起動すると、2つのウィンドウが立ち上がります。

上の黒背景ウィンドウが制御盤面ウィンドウ、下のウィンドウが進路一覧ウィンドウです。

起動直後ではまだ制御盤面ウィンドウの画面上には何も表示がありません(図1)。

 

この何もない画面に進路制御するための配線略図を作成してゆきます。

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図1:アプリ起動直後

 

アプリは自由な配線略図が組めるよう、

分岐器、直線、曲線など、各種線路をパーツ化しています。

基本操作はマウス操作ですべて完結しており、マウス操作で線路パーツの新規呼び出し、移動、削除ができます。

 

試しに、1面2線の小規模駅を作成してみましょう。

まず各線路パーツを呼び出し、画面上に配置してゆきます(図2)。

 

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図2:線路パーツの配置

 

各線路パーツはパーツ同士を近づけると、結合します。

曲線パーツを分岐器パーツへ近づけると以下のようになります(図3)。

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図3:パーツの結合

 

分岐器と曲線が繋がりました。

同様に、直線も結合してゆきます。

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図4:直線の結合

続けて、1面2線の配線略図となるよう、必要なパーツを配置してゆきます(図5)。

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図5:1面2線の線路配置準備

必要なパーツを画面上に呼び出したら、各パーツを結合してゆきます。

全てのパーツを結合すると、1面2線の構内配線完成となります(図6)。

 

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図6:1面2線の構内配線

 

以上のように、各パーツを自由に組み合わせることによってさまざまな配線略図を作成することが可能になります。

...

 

この配線略図作成機能を使用することで、組み合わせ次第で複雑な配線略図が作れます。

こちらは西武所沢駅を模したもの(図7)。

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図7:西武所沢駅

また、

こんな混沌とした配線も組むことが出来ます(図8)。

実際に模型で組もうとしたら、メンテナンスと経済面で苦労しそうですが(笑)

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図8:平面交差だらけの配線略図

 

今回は配線略図作成機能をご紹介しました。

まだまだNシステムの機能としては一部にすぎませんが、

機能ごとに記事にしていこうと考えています。

 

ご質問・ご感想などは、コメント等をお願いします。