全線検測の運転計画に基づき、各線の検測ダイヤを組んでゆきます。
当記事は1日目の検測に関してまとめます。
運転計画に対する内容は前回記事をご覧ください。↓↓
行路について
1日目の走行区間を路線図に示すと以下になります(図1)。
○が出区、△が入区を示します。
1日目は香椎操車場から出区し、青線、水色線を検測してゆきます。
青線から走行してきた検測車は水色線と接続する大分駅にて分岐し、水色線へ転線します。
水色線を1往復し、本線の検測をします。
水色線を検測した後、大分駅に戻り、青線の検測をします。
1日目の走行経路順序を線路ごとに示すと、
- 青線下り線 吉塚→隣町
- 青線上り線 隣町→大分
- 水色線上り線 大分→天神東
- 水色線下り線 天神東→大分
- 青線上り線 大分→南熱海
- 青線下り線 南熱海→佐賀
になります。
これを各路線のダイヤに充てこみ、運用図(箱ダイヤ)に示すと以下になります(図2)。
検測列車は臨時列車のため、待避駅で優等列車の待ち合わせや、他線区乗り入れのための時間調整などがあります。大分14:15発→隣町の往復は大分駅での折り返し設備が定期列車で占有されているため、隣町まで回送して折り返しを行う、ということをしています。
実際の運転風景
実際にゲームで列車を追ってみましょう。
出発は香椎操車場。入出区線で出発時刻(9:10発)を待っています。
香椎操車場を出区した列車は吉塚駅へ。
吉塚駅で青線に入ります。青線の出発時刻(9:21発)までしばらく停車します。
吉塚駅を発車し、検測車は大分方面に向かって走ってゆきます。
途中、中津駅で快速列車と待ち合わせをします。
検測車に比べて快速列車の方が走行時分が短く、先行します。
快速列車を待ち、検測車は出発。
しばらくすると大分駅に到着です。大分駅では水色線(地下路線)との接続駅です。
検測車は大分駅に到着したあと、引き続き隣町まで走行します。
隣町を往復し、再び大分駅に戻ると、検測車は水色線(地下鉄線)へ向かいます。
水色線の終点天神駅を目指します。
橋梁を渡り、再び地下区間に潜ると、水色線の終着、天神駅に到着です。
1面2線の駅で、検測車の隣は定期の普通列車。
全ての列車はここで折り返します。
時間調整を行い、13:10で天神駅を発車、再び大分駅に向かいます。
大分駅に戻ると、そのまま青線に転線します。
大分駅は折り返し設備を有する駅ですが、既に別列車に占有されているため、検測車は隣町まで回送します。
隣町で折り返し、大分駅まで戻ると、検測車は青線上り線を走行してゆきます。
青線の上り線を走行し、終着の南熱海まで向かいます。
吉塚駅まで上ると、快速列車と待ち合わせします。
さらに青線を上り、次の待避駅、隼人駅に到着します。
検測車は隼人駅で特急列車を待避します。
特急列車を先行させ、検測車は佐賀駅に到着。
1日目は佐賀駅が滞泊する駅ですが、検測車はさらに上ります。
さらに上ると紫線との線路共有区間に入ります。
日が沈んできました。この時点で、18時ごろになります。
紫線と合流後は橋梁を渡ります。
橋梁を渡り終え、検測車は紫線と別れます。左に向かう線路が南熱海方面、直進は紫線の線路です。
高架区間を走り続け、青線終着の南熱海に到着します。
高架の下に見える線路は橙線、4日目に走行します。
南熱海は2面4線。
検測車は特急列車(19:00発)が出発したあと、19:10に発車します。
発車すると、青線下り線の検測をしてゆきます。
しばらく走行して、紫線と合流します。
さらに進み、検測車は再び橋梁を渡ります。
多くの編成が留置されます。
橋梁を渡り、高架を下ると、紫線と別れます。
直進方面が紫線、高架に上がり、右奥へ向かって延びる線路が青線です。
佐賀駅が1日目の滞泊する駅です。
検測車は20:34に到着すると、3分の折り返しで車庫を入区してゆきます。
検測車は佐賀車両基地第3区の2番線に入線し、明日の行路まで待機します。
検測列車の1日目の行路は以上になります。
1日目で検測した線路と残った線路
1日目の検測で、青線は本線の上り線全線、水色全線が検測を完了し、
下り線は佐賀→吉塚が残っています。
また青線は支線と貨物線を有する路線で、未検測です。
この検測は2日目以降に行います。
まとめ
全線検測のうち、1日目の行路が終わりました。
1日目の検測で全て検測を終えた路線は水色線のみで、残り10線区です。
順を追って検測してゆきます。