全線検測列車、2日目は1日目で残った青線、緑線、茶線を検測します。
全線検測に関する運転計画はこちらにまとめています。
行路について
2日目の走行区間は佐賀駅車両基地から始まり、青線・青支線・青貨物線...と走行してゆきます。
路線図で経路を示すと、以下になります(図1)。
○が出区場所、△が入区場所になります。
佐賀駅から出発した検測車は1日目で残した青支線と、青線の下り線佐賀→吉塚間を走行し、青貨物線を走行して大分貨物ターミナルを目指します。
大分貨物ターミナルに到着すると、青線は貨物線上り線以外の本線をすべて走行したことになります。
大分貨物ターミナルに到着後は緑線に直通し、緑線の本線検測に入ります。
2日目において、緑線の検測は一部に留まり、新前橋までで検測を終えます。
その後、新前橋駅車両基地内から連絡線を走行して、茶線の検測を行います。
茶線は短距離の線区で、2往復で本線検測を終えます。
茶線の検測を終えると、検測車は新前橋車庫に戻り、2日目の行路を終えます。
以上をまとめると、2日目で検測する線路は、
- 青支線上り線 佐賀→隣町(青支)
- 青支線下り線 隣町(青支)→佐賀
- 青線下り線 佐賀→吉塚
- 青貨物線下り線 宇島→大分貨物ターミナル
- 緑貨物線上り線 大分貨物ターミナル→伊万里
- 緑線上り線 伊万里→新前橋
- 茶線下り線 前橋中央→新熱海
- 茶線上り線 新熱海→前橋中央
の順で検測します。経路を運用図(箱ダイヤ)で示すと以下となります(図2)。
回送スジは緑線と茶線の連絡線に設定されています。
この連絡線は常時定期列車の設定がありません。検測車は徐行して走行するため、通常走行より時間を要します。
実際の運転風景
実際に2日目の行路をゲーム画面で追ってみます。
1日目の行路を終え、佐賀車両基地に滞泊中の検測車。
2日目の出発を待ちます。
6:20出区。
佐賀駅ホームを通過し、引上線まで入換します。
佐賀駅1番線に入線、7:00発まで待ちます。
佐賀駅を出発し、青支線へ。
紫線とダイヤモンドクロスします。
隣町へ向かい、往復します。
支線を走行し終えて、青本線に戻ります。
青貨物線へ向かうため、本線を下ります。
本線を下り、青貨物線へ分岐します。
貨物線を走行し、大分貨物ターミナルに到着します。
反対側の着発線では青線の上り貨物列車の発車準備をしています。
大分貨物ターミナルの到着時刻は11:03。11:30発まで停車します。
大分貨物ターミナルを後にすると、検測車は緑線に入ります。
貨物線を走行し、緑線本線に合流します。
緑線の上り、新前橋駅を目指します。
緑線は他の線区と比較して過密線区。
検測車は先行する快速列車と後方の各駅停車の隙間に入るように走行してゆきます。
途中紫線と並走します。
方向別複々線で、紫線を走行する列車とデッドヒートを繰り広げます。
紫線と別れ、橋梁を渡ると新前橋駅です。
新前橋駅に到着。到着時刻は13:51着です。
検測車は新前橋車両基地に入区し、茶線検測の準備に入ります。
新前橋車両基地の最も端にある側線が茶線と連絡線で結ばれており、列車はここへ進入します。
新前橋車両基地第3区1番線に入線し、茶線への連絡線へ向かう準備をしています。
14:20発、茶線連絡線を走行し、茶線検測に向かいます。
普段、この連絡線は定期列車が運行されていないため、検測車は安全確認のため徐行で走行してゆきます。
茶線の検修庫、東前橋車庫に到着しました。
茶線の検測に入ります。
平面交差で本線に進入し、茶線の検測を開始します。
新熱海駅を目指します。
新熱海に到着。折り返します。
東前橋車庫を越え、前橋中央駅まで走行して、全線検測をします。
もう1往復し、東前橋車庫に戻ります。
茶線連絡線を再び走行して、新前橋車両基地に戻ります。
新前橋車両基地18:10着。
2日目の行程はここで終了です。
2日目で検測した線路と残った線路
2日目の検測では、青線が上り貨物線を残すのみとなりました。
茶線の上下線が検測を終えて、
全線検測を終えた線区は2/11線区となりました。
緑線は大分貨物ターミナル→新前橋の上り線を走行したのみで、残りは翌日になります。
3日目の行路は次回の記事でまとめます。