Interlocking’s blog

鉄道信号・模型などなど趣味活録

故障したM車をM-13モーターに置き換え

Tomix製の583系をいつも通り走らせていたところ、モーター車がショートを起こすようになり、M-13モーターへ置き換えることにしました。

M-9モーターとM-13モーターについて

数か月前、Tomix製の583系を自宅レイアウトでいつも通りブックケースから出して走らせていたところ、レールの状態が良好であるにもかかわらず、動かなくなってしまいました。

車両が脱線していない状態でもパワーパックのつまみを回すと過電流検知ランプ(赤ランプ)が点灯し、リセットしても再びショート状態を繰り返すようになってしまいました。

 

故障箇所を調べてみると、モーター車に不具合があるようでした。分解してそれぞれ部品の動作確認をしてみると、室内灯単体では問題なく点灯しました。

モーターに電圧をかけると回転しなかったことから、モーターに不具合が生じていると分かりました。

取扱説明書を読むと583系のモーターはM-9モーター(品番:0623)を使用したものでした。

このM-9モーターは不評のようで、製品によっては購入直後の走行で不調になることがしばしばあるようです。

調べてみると、現在はM-13モーターという新シリーズのモーターがTomixから販売されており、こちらを採用すると改善が見られるようです。

そこでTomixのM-9モーターをそのまま置き換えるのではなく、M-13モーターへ置き換えることにしました。

 

交換作業

583系に使用されているM-9モーターは部品番号:0623で、その代替となるM-13モーターはTYPE2(品番:0617)が該当するようです。

代替品選定はホビーショップタムタム相模原店様のツイートを参考にさせて頂きました。

https://twitter.com/tamtamsagami/status/1436615083891707909?s=20&t=8PsQMG7OI1Qh1VtV6t4-PA

583系のモーターはTYPE2のモーターで、M-13モーターに相当する品番は0617でした。

故障直後に交換を試みようとしましたが、TYPE2のM-13モーターはしばらく在庫がなく、長らく修理できずにいました。2022年6月に再生産されたようで早速買ってきました。*1

M-13モーター(製品番号:0617)

早速開封し、故障車に載せ替えを試みます。

M-13モーター

開封すると、M-13モーターの色は青色をしています。

M-9モーター(上)とM-13モーター(下)

M-9モーターと並べてみます。M-9モーターはモーター本体のカバーが黒色をしており、M-13モーターは青色のカバーをしています。カバーの色で容易に判別が付きます。

モーター車を分解した状態

分解したモーター車(写真上)とM-13モーター(写真下)を並べてみました。作業としては載せ替えのみになり、特別な工具を必要とせずに載せ替えが可能でした。

M-13モーターはフライホイール付で販売されているので、載せ替えはシャフトの差し替えのみで済みました。

M-13モーターで組み立て後

モーター駆動部分の組み立てを終えると車体、カプラー、集電板を組み立てて、モーター取替作業は完了です。

全組み立て後

試運転結果

組み立て後、試運転を行った結果、問題なく走りました。パワーパックが赤ランプを示すことなく、挙動も問題なく走りました。

しばらくはこれで走らせてみようと思います。

 

Tomix製のモーター車は他にも所有していますので、他で発生したら今回同様に、M-13モーターへ置き換えていこうと思います。

 

一先ず、583系が復活して一安心です。

それでは。


 

*1:パーツ一覧(2022年7月現在):https://www.tomytec.co.jp/tomix/stocklist/pdf/nzaiko.pdf