KATO製813系200番台に室内灯(グランライト)を導入してみました。
【目 次】
KATO813系200番台について
今回室内灯を導入した車両はKATO製813系200番台です。
こちらの製品は旧製品で、品番は10-813です。
導入する室内灯はグランライトⅡの白色です。
クハ813(1号車)
クハ813から実装を始めていきます。
まずはボディを外します。
グランライト1両分の材料を取り出します。
材料は
- プラ板 1枚
- テープLED 1枚
- 集電板 1個
- 集電シュー 2個
です。いずれもグランライトに同封されているものです。
今回は集電バネを使用しません。
集電シューを写真のように曲げます。
車両端部に挿入するとこんなイメージです。
集電板を仮ではめるとこのようになります。
室内灯本体となるテープLEDは集電板の高さの位置にきます。集電シューで余長となっている部分は曲げておきます。
集電板とテープLEDをはんだ付けします。
仮配置して点灯確認です。
無事に点灯し、問題ないようです。
テープLEDと車両を並べてみます。
テープLEDを無加工のまま使用すると先頭の方向幕道光部と干渉するので、テープLEDの一部をカットします。
カットしたテープLEDとプラ板を貼り合わせた後、車体にはめ込みます。
プラ板の加工は不要でした。
少々車両を転がしましたが、点灯不良もなく、取り付け完了です。
サハ813(2号車)
中間車となるサハ813に取り付けを行います。車体を台車と分離させます。
必要な部品一式を並べてみました。
クハ813と同様の部品点数です。
クハ813と同様に組み立て、テープLED端部をわずかにカットしてちょうど良い長さまで加工しました。
車体を再びはめ込み、取り付け完了です。
クモハ813(3号車)(M車)
クモハ813は電動車でモーターユニットが入っています。クハ813と構造が異なるので
注意が必要です。
部品一式の写真です。
集電シューは長めにとり、台車の集電板まで届く長さにする必要があります。
台車の蓋とモーター基板部を分離した姿です。
集電シューは集電板まで届くように、写真のように長く引き出します。
台車を再び組み立てて、集電部分の作業は完了です。
続いて、室内灯本体へ作業を移ります。
テープLEDと集電板のはんだ付けを終えた後、
座席部分がクハ813と比べて高くなっているため、集電板をカットし、ボディに収まるようにします。
カットしたテープLEDを車両に載せます。
ボディを再びはめて室内灯実装完了です。
全車点灯試験
3両編成全てに室内灯を載せ終わったので、全車両を置いてみました。
問題なく、3両共に点灯しています。
夜間走行をイメージしてみます。
光が各車ムラなく点灯しています。
以上で、室内灯導入作業は完了です。
おわりに
以前に別の車両にグランライトを導入した際の余りがあったので、まだ未導入であった813系に導入してみました。
室内灯を入れると良いものです。夜間走行で映えます。
それでは。