Interlocking’s blog

鉄道信号・模型などなど趣味活録

信号機の現示変化に遷移期間を設ける

自宅で運用している信号機の制御を見直すことにしました。

【目次】

現示の遷移について

これまで運用していた信号機は停止信号から進行信号へ変化する際、

中間の現示をすることなく、瞬時に変化する制御としていました。

これを改め、現実にある信号機に合わせた動きとなるよう見直すことにしました。

 

分かりやすい例が出発信号機です。

出発信号機を駅で観察していると、列車が出発する際に停止信号から進行信号へ変わることがあります。

この時、瞬間的に進行信号へ変化するのではなく、下図のように、わずかな時間で段階を踏んで変化する動きをします。

現実の信号機の現示変化

図は四灯式の例で、停止→注意→減速→進行の順に変化します。

 

鉄道模型の信号機の動作

従来の動作

これまで運用していた鉄道模型の信号機は下図のように変化していました。

停止信号から進行信号へ変化する際に、中間の信号を現示することなく、

瞬時に変化していました。

従来の信号機の動作

改良後の動作

改良後では中間の信号を一瞬現示することにしました。

具体的には信号機の信号が2以上上位の信号へ変化する際に、マイコンのプログラムで各信号間に100mSの遷移時間を持たせました。

現示の段階変化を追加

停止信号へ変化する際の動作

進行信号から停止信号へ変化する際の動作は、これまで通り、瞬時に変化する動作のまま変更しないこととしました。

停止信号へ変化する際の動作

 

変更後の動き

変更後のようすです。動画で記録しました。

youtu.be

変更後は停止信号→注意信号→減速信号→進行信号と段階を踏んでいることが分かると思います。ごく僅かな変化ですが、動作が現実の信号機に近づき、リアリティが増した感がします。

 

以上、ちょっとした改良でした。

それでは。