先日、Tomixの安全側線レールを買ってきました。
目 次
内容物について
内容物は
- 安全側線レール(PL541-15) 2本
- 絶縁レール(C541-15) 2本
- 絶縁レール(S72.5) 2本
- エンドレール 2本
- ダミーポイントモーター 2個
- ダミーポイントモーター台 2個
- 付属パーツ類(車止め等) 2個
- 車止め標識シール 1枚
- 取扱説明書 1枚
となっています。
早速開封してみます。
レールは箱に綺麗に収まっていますね。
安全側線レール
同箱されているレールを並べてみました。
分岐器は合成枕木デザイン、絶縁レールはPC枕木仕様ですね。
エンドレールは枕木です。
分岐器に着目してみます。
乗り越し分岐器仕様になっています。
ジョイナーは直線方向のみに入っています。
安全側線側となる分岐側にはジョイナーは入っていません。
一見すると、従来の可動する分岐器とあまり変わらないように見えますが、
Tomix製品の可動するポイントにあるツマミがありません。
トングレールは固定されています。
裏返してみると...
直線レールに曲線部分を足したような構造になっていました。
後からポイント駆動ユニットを挿入することはできないようですね。
絶縁レール
絶縁レールを拡大してみます。
長さは72.5mmです。ジョイナーはありません。
道床は既製品の直線レールの金型流用でしょうかね。フィーダー挿入口があります。
2本入っておりますので、2本繋ぐと145mmになります。
車両1両分が丸々入る長さを絶縁レールとすることができます。
ホーム幅の渡り線に導入にできるようにこの長さにしたのでしょうか。
付属パーツ(安全側線緊急防護装置・車止め)
付属パーツについて確認してみます。
付属パーツには安全側線緊急防護装置、制走堤、ブレーキ車止めの3種がありました。
組み立ててみる
まずは同封されている安全側線レール一式を組んでみました。
安全側線緊急防護装置
安全側線緊急防護装置を立ててみると、以下になります。
固定具は無いため、接着材を使用して固定する必要となります。
また、フィーダー挿入口にしか取り付けられないようです。
実際の位置(下写真)より手前に配置するような見た目になります。
ブレーキ式車止め
続いて、ブレーキ式車止めです。
これはRawie社製の車止めを模したものですね。
レール上に載せて配置できます。
あ、これ良い...
一時的に使用停止している線路に配置したりと使えそうな代物です。
枕木積制走堤
次に、枕木を積んだ制走堤付車止めです。
他のレールに繋いで「カチッ」と止まります。
エンドレールの代用になりそうですね。これは万が一に車両が衝突した場合に止められる能力がありそうです。
レイアウトに導入してみる
上下線間に事業用車用の渡り線として設けた例
安全側線レールを2本を使用して渡り線を組んでみました。
レール間隔は55mmの島式ホーム間隔です。
駅構内の使用停止した番線に車止めを設けた例
使用しなくなった構内の留置線、もしくは、ホーム中間で線路を分断した駅などにブレーキ式車止めを設けてみます。これは良い。。
留置線端に絶縁レール
留置線端を絶縁レールにしてみたものです。
先頭動力車ならば車止めに衝突する前に給電を失い、止めることが可能ですね。
まとめ
安全側線レールでいろいろ遊んでみました。
絶縁レール、車止めはまだ様々な使い道がありそうです。
分岐器本体は可動しないので、当レイアウトで稼働しているシステム*1に組み込むことは出来ないのですが、レイアウトをより映えさせるものとなりそうです。
気になることがありましたら、コメントからどうぞ。
それでは。